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退職代行で「司法書士・行政書士・社労士」は非弁なのか法的に解説

現在、退職代行業者は40社以上に増え続けていますが、司法書士・行政書士・社労士をはじめ、弁護士が直接代行を行う業者もあります。

弁護士が行うのはもちろん合法ですが、しかし一方で、司法書士や行政書士、社労士が退職代行を行なっていいのか気になりますよね。

オトシゴくん

弁護士は安心だけど料金が高いのがネックだよね…。

結論から言うと、司法書士・行政書士・社労士が退職代行をすることは合法ですが、一部で非弁行為(弁護士法違反)になってしまう業務があります。

そこで当記事では、司法書士・行政書士・社労士に焦点を当て、最終的にどこに依頼すれば良いのか解説していきます。

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退職代行で「司法書士・行政書士・社労士」は非弁行為?違いも比較

冒頭でもお話したように司法書士・行政書士・社労士が退職代行を行うことは合法です。

とはいえそれぞれ違いがあるので、その違いについてまずは見ていきましょう。

「司法書士・行政書士・社労士」が退職代行するのは非弁なのか?

司法書士・行政書士・社労士はそれぞれ専門としてる分野が異なるので、代行業務における強みも違います。

具体的な業務は以下の通り。

    • 司法書士とは

専門的な法律の知識に基づいて、裁判所や検察庁に提出する書類の作成提出などを行う国家資格。
民事事件の裁判では弁護士同様、代理業務が可能。(ただし請求額が140万円まで)

    • 行政書士とは

顧客から依頼された書類の作成、提出手続、手続等の代理などを行う専門職。

    • 社労士とは

労働者の保険制度や保証制度に関する知識でアドバイスを行う専門職。

いずれも合法的に退職代行が行えますが、専門職が違うことから業者のサービス内容も若干違う場合があります。

「司法書士・行政書士・社労士」の違いは?退職代行で可能&不可能(非弁)なこと

退職の意思を伝えること自体は合法であっても、一部では非弁行為となる業務があります。

そこで当サイトでは、弁護士・司法書士・行政書士・社労士において、可能&不可能(非弁)なことを一覧にしてみました。

弁護士
の退職代行
司法書士
の退職代行
行政書士
の退職代行
社労士
の退職代行
退職の代行作業 合法 合法 合法 合法
会社に拒否された際の交渉 合法 合法 違法 違法
退職日の調整 合法 合法 違法 合法
未払い賃金の請求 合法 合法 違法 違法
有給休暇の請求 合法 合法 違法 違法
裁判の代理 合法 違法 違法 違法

この結果から、基本的に弁護士と司法書士が業務可能な範囲が広いといえますね。

特に、退職の意思を伝える際に会社側から「退職代行を認めない」と言われた場合、行政書士や社労士はそれ以上の交渉ができなくなります。
それ以上交渉すると法律上違反になってしまうわけですね。

したがって、万が一の場合を考慮するなら、弁護士または司法書士が在籍する業者が安全でしょう。


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※当サイトが紹介するサービスは全て非弁リスクを回避した、法律範囲内を厳守した業者のみをピックアップしています。

結論:退職代行は「司法書士・行政書士・社労士」どれがおすすめ?

退職代行だけでなく、万が一のトラブルに対応してほしい・未払い賃金や有給が欲しいという方は、前述通り”弁護士”または”司法書士”の業者が向いています。

しかし、実は必ずしもおすすめできるとは限らない点も留意しておくと良いでしょう。

実は退職代行は「司法書士・行政書士・社労士」だけではない

実は退職代行が法律上可能なのは、司法書士・行政書士・社労士だけではありません。

現時点で挙げられるのは以下の5つあります。

  • 顧問弁護士の退職代行【相場2~5万円】
  • 司法書士の退職代行【相場4~8万円】
  • 行政書士の退職代行【相場2~5万円】
  • 社労士の退職代行【相場2~4万円】
  • 労働組合の退職代行【相場2~4万円】
  • 弁護士の退職代行【相場8~10万円以上】

他に顧問弁護士や労働組合が運営する業者もあり、いずれも合法的です。

さらに上記でもお分かりいただけるように、それぞれの業者で代行費用の相場が異なり、必ずしも司法書士・行政書士・社労士が安いわけではありません。

特に司法書士は退職代行以外の交渉ができる点で、他の行政書士・社労士に軍配が上がりますが、実は「労働組合の退職代行」も司法書士同様の業務が可能になっています。

具体的に労働組合は、

  • 会社に拒否された際の交渉
  • 退職日の調整
  • 有給・未払い賃金の請求
の全てが合法的に可能です。

また、料金も例えば「退職代行SARABA(サラバ)(労働組合の業者)」であれば24,000円(税込)と3万円を切った格安業者もあります。

騙されるな!退職代行SARABAの良い口コミvs悪い評判|即日退職の流れ&体験談

したがって必ずしも司法書士が良いとは限らず、コスパや代行業務を考慮した上で判断するのが得策でしょう。

訴訟対策に備えるなら弁護士がおすすめ

なお、もし会社側に「辞めるなら訴えるぞ」と脅された場合は、弁護士以外は対応できません(裁判の代理人ができません)。

そのため、会社と訴訟問題になりそうな場合は、はじめから弁護士の法律事務所に依頼するのがおすすめです。

▼弁護士の退職代行はコチラ
騙されるな!退職代行「弁護士法人みやび」の良い口コミvs悪い評判

とはいえ、会社が訴訟を起こすことは可能性として極めて低く、ほぼ不可能と言えるでしょう。

事実、訴訟には膨大な経費がかかりますが、社員一人に対してやるには時間や費用を考慮すると現実的ではありません。

オトシゴくん

退職の自由は民法627条1項で認められているから、辞めることを理由に会社が勝訴するのはかなり難しいしね…!

したがって悪質な会社に勤務していない限り、特に心配する必要はないでしょう。


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※当サイトが紹介するサービスは全て非弁リスクを回避した、法律範囲内を厳守した業者のみをピックアップしています。

【目的別】当サイト厳選!退職代行のおすすめ業者3社はコレだ

最後にここからは、当サイトでおすすめできる退職代行業者をご紹介します。

いずれも低コスパで、かつ合法的な実績の高い業者のみを厳選しました。
以下の目的に合わせて選ぶと良いでしょう。

  1. 退職成功率100%!顧問弁護士在籍なら「退職代行ニコイチ」★人気
  2. 訴訟リスク回避!労働組合運営なら「退職代行SARABA」★人気
  3. 弁護士対応!退職代行専門の法律事務所なら「弁護士法人みやび」

①退職成功率100%!顧問弁護士在籍なら「退職代行ニコイチ」

退職代行ニコイチ
料金 正社員もアルバイトも27,000円一律(税込)
(追加料金一切なし)
営業時間 7:00~23:30(メール・LINE24時間対応)
支払い方法 銀行振込、クレジットカード(PayPal,VISA,JCB,MasterCard)
相談方法 電話、メール、LINE
会社名 株式会社ニコイチ

顧問弁護士指導の退職代行業者なら「退職代行ニコイチ」がおすすめ。

コンプライアンスをしっかり守っているので、非弁(弁護士法違反)の恐れがありません。

また、「退職代行ニコイチ」の最大の強みは実績の高さで、これまでの退職成功者数は33,840人(2022年3月時点)と業界NO.1の多さとなっています。

創業17年目と最も長いことから、この実績の高さがあるわけですね。

そのため、他社で失敗した案件も「退職代行ニコイチ」ならではのノウハウで成功させた前例があります。

「退職代行で失敗したくない」「実績の高い業者に依頼したい」という方におすすめです。

騙されるな!退職代行ニコイチの良い口コミvs悪い評判|LINEを使った体験談を暴露

「退職代行ニコイチ」のメリット

退職成功者数NO.1の実績

創業17年でノウハウが多い

退職成功率100%

全額返金保証有り

退職後2ヶ月のフォロー有り

一律27,000円(税込)とコスパが良い

「退職代行ニコイチ」のデメリット

営業時間が24時間ではない

\ 退職成功率100% /

 

 

※トラブル回避の為、依頼時は必ず本名(漢字)で申し込み下さい

②訴訟リスク回避!労働組合運営なら「退職代行SARABA」

退職代行サラバ
料金 27,000円(税込)
24,000円(税込)に値下げ【業界最安値】
営業時間 24時間対応
支払い方法 銀行振込、クレジットカード(Master Card,VISA,AMERICAN EXPRESS,JCB,DISCOVER NETWORK,UnionPay)
相談方法 電話、メール、LINE
会社名 株式会社ワン

退職代行SARABA(サラバ)」の最大の特徴は、労働組合が退職代行をすることで会社との交渉を可能にしています。

いくら民間の退職代行業者が代行しても、会社側が「弁護士を通してください」「損害賠償を請求する」と拒否した場合対応できなくなります。

団体交渉権がある労働組合のメリットは、交渉しないのは違法になるため会社は従わざるを得えないという点。
会社が労働組合と交渉しなければ不当労働行為になります。

そのため、「退職代行SARABA」は以下の3点に対応できます。

  • 会社側に損害賠償だと言われた場合の対応
  • 未払い賃金の請求
  • 退職日の調整

以上から、会社が実際に訴訟する可能性は極めて小さいものの、万が一のリスクを避けたいという方に向いているでしょう。

【追記】代行費用が27,000円から24,000円に値下げされました。
人気退職代行業者の中で最安値の価格となるため、1円でも安く退職代行を利用したい方におすすめです。

騙されるな!退職代行SARABAの良い口コミvs悪い評判|即日退職の流れ&体験談

「退職代サラバ(SARABA)」のメリット

労働組合が運営

訴訟リスクに対応

未払い賃金の請求可

必ず会社と交渉が可能

有休消化98%の成功率

即日退職が可能

24時間365日対応

「退職代サラバ(SARABA)」のデメリット

裁判の代理人(弁護士)にはなれない

\ 労働組合が運営 /

 

 

※トラブル回避の為、依頼時は必ず本名(フルネーム)で申し込み下さい

③弁護士対応!退職代行専門の法律事務所なら「弁護士法人みやび」

汐留パートナーズ法律事務所
料金 着手金:54,000円(税込)、その他オプション費・実費など
営業時間 AM10:00~PM9:00 不定休
弁護士 佐藤 秀樹
問い合わせ方法 LINE・メール
名称 弁護士法人みやび

もし弁護士に直接依頼したいという場合は、「弁護士法人みやび(旧:汐留パートナーズ法律事務所)」が向いています。

一般的な退職代行業者とは異なり、弁護士が直接退職代行をする法律事務所です。

万が一脅し文句として会社側に訴訟を伝えられた際に、対応しやすい点は法律事務所ならではの強みです。
直接弁護士が行うので、裁判の代理人になれるわけですね。

退職代行業者に比べるとやや割高になるものの、弁護士を雇う場合、平均相場15万円以上かかることを考慮すれば「弁護士法人みやび」はお財布に優しいと言えるでしょう。

なお、営業時間はAM10:00~PM9:00で、相談料は無料となっています。

騙されるな!退職代行「弁護士法人みやび」の良い口コミvs悪い評判

「弁護士法人みやび」のメリット

弁護士による直接の代行

未払い賃金が100%請求できる

有休休暇取得が可能

万が一の訴訟にも対応可能

「弁護士法人みやび」のデメリット

民間業者よりも料金が高め

24時間営業ではない

\ 退職代行に対応している法律事務所 /

 

 

※トラブル回避の為、依頼時は必ず本名(漢字)で申し込み下さい

まとめ:退職代行で必ずしも「司法書士・行政書士・社労士」がおすすめできる訳ではない

いかがでしたか?

当記事では司法書士・行政書士・社労士に焦点を当てて解説していきましたが、必ずしもこのいずれかがおすすめとは限らないことが分かりましたね。

行政書士や社労士は、退職代行以外の業務が法律上ほぼ不可能であり、業務適応範囲が広い司法書士であっても代行費用がやや高めな点がネックといえます。

「退職代行だけできれば良い」という場合は、いずれに依頼しても問題ありませんが、万が一のトラブルを回避するなら

  • 弁護士の法律事務所
  • 司法書士の退職代行業者
  • 労働組合の退職代行業者
のいずれかに依頼するのが無難でしょう。

特に労働組合の業者はコスパが非常によく、手軽に依頼できるのでおすすめです。

自分の目的に合わせてぜひ業者選びをしてみてください!


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※当サイトが紹介するサービスは全て非弁リスクを回避した、法律範囲内を厳守した業者のみをピックアップしています。

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